ヘッドホンを数秒で追い込む

AutoEQ によるヘッドホン補正

これは、実際に動かしてみるとすぐに「なるほど」と感じていただける機能のひとつです。Zenteek Player では、AutoEQ データベースを利用して対応ヘッドホンを補正できるようになりました。収録されている計測データは 20 以上のソースから集めた 6000 件超です。やることはとてもシンプルで、ヘッドホンを選び、ターゲットカーブを決めて保存するだけ。あとは Player が残りを処理してくれます。

素早いセットアップ、迷いのない導線

選択フローは、あえて短くまとめています。タイプ、ブランド、モデル、測定、ターゲットカーブといった基本項目を順に選ぶだけです。プロファイルを保存したら、以後は必要なときに有効化するだけで済みます。まさにこの種の機能に求められる挙動で、実用的かつ高精度でありながら、アプリを開くたびに意識を割かせない設計です。

実測データに基づく設計

AutoEQ は、曖昧な音質補正ではありません。特定のヘッドホンモデルをリファレンスターゲットと比較し、そのカーブにより近づけるために必要な EQ 補正を算出します。実際には、フラットなモニター寄りのプロファイルを目指すこともできますし、定番の Harman target を手早い出発点として使うこともできます。複数のヘッドホンを使い分けるコレクターの方にとっては、それぞれ異なる音の個性を持つライブラリ全体で、整った一貫性を得るうえで非常に実用的です。

Precision EQ、Musical、そして Vintage でも一貫して

32 バンド EQ は引き続きシステムの中核ですが、私は視覚的なフィードバックも各イコライザーモードで揃えたかったのです。Precision EQ の下に表示される描画カーブは、Musical と Vintage でも確認できるようになりました。これにより、モードを切り替えて文脈を見失うことなく、プロファイルが何をしているかを常に把握できます。

この機能が意味するもの

私にとって、これはすべてのヘッドホンを同じ音にするための機能ではありません。所有している機材を把握し、その測定特性にも関心を持っている方に向けて、技術的に裏づけられた補正手段を Player に用意することが目的です。基準となるクリーンなベースラインが欲しければ、それを得られます。特定のターゲットを狙いたければ、そちらも選べます。そして、ただ音楽を聴きたいだけのときには、すでに使える状態になっています。

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