この機能は、ひとりのユーザーが抱えていた非常に具体的な課題から始まりました。Lyrion Music Server を使い、コンテンツは LMS に保存、スピーカー/プレーヤーは家中に分散配置し、それらを一元的に制御している環境でした。Output Routing では解決せず、DLNA/AirPlay でも解決しませんでした。しかし、Zenteek に Squeezebox プロトコルをきちんと話させるには、数週間は必要だったでしょう。
そこで、別のアプローチを取りました。
Zenteek が再生し、Lyrion が配信する。
Zenteek は現在、ローカルネットワーク上で連続した HTTP オーディオストリームをホストできます。WAV でも FLAC でも、お使いの環境で安定して動作するほうをご利用いただけます。HTTP 対応のプレーヤーであれば、どれでも受信可能です。Lyrion 側ではこれを Favorite として追加するだけで、ほかの局と同じように表示されます。
その結果、役割分担が明確になります。Zenteek は再生、DSP、EQ、Crossfade、Gapless、Loudness まで、オーディオ側の処理をすべて担当します。Lyrion はスピーカー側を担当します。両者が互いの内部実装を深く知る必要はありません。ストリームが、その接点になります。
HTTP オーディオストリームを受信できるものなら、何でも動作します。Lyrion はもちろん、旧来の Squeezebox ハードウェア、特定のネットワークレシーバー、さらには VLC でもご利用いただけます。プログラムが URL を指定して再生できるなら、基本的には動作します。
あらかじめお伝えしておきたい注意点がいくつかあります。まず、このストリームには TLS も認証もありません。必ずローカルネットワーク内でご利用ください。また、FLAC 対応はまだやや実験的です。古いハードウェアではきれいに再生できない場合があるため、その場合は WAV のほうが安全です。

Settings の Network Stream から有効化できます。URL をコピーして、お好みのプレーヤーに貼り付けてください。
ぜひお試しください。